昨日の新聞で、教育基本法改定について与党が合意したという記事を読んで、ついにここまできたかと思った。
教育基本法改定の議論を遡れば、制定直後の時期まで遡ることになる。しかし、数十年もの間議論されつつ今日に至るまでそれが現実の日程にのぼったことはない。これは憲法改正についても同様だ。これらの議論が今、現実的な問題として提起されていることは、主義や主張の問題ではなく、自分達の将来の問題として極めて重要ではないだろうか。
私個人の見解としては、基本法において教育の目標として愛国心を盛り込むことには反対である。その内容については今後ということにしたいが、何より問題として感じるのは、この問題についての関心があまりにも低いのではないかということである。もちろん、国民の中のどこで、どのような議論が行われているのかについて、詳しく知るものではないので、あくまでそう感じるというだけだが。
教育基本法の改正は、単なる政治の一コマではありえない。日本という国の将来を左右する国民的問題だ。このことは、愛国心がどうのというだけでなく、現代日本の教育における混迷との関係でも重大であるはずだ。もし私が感じているように、国民の関心が低いのであれば、この問題を自分自身にひきつけて考えることの出来ないということが何よりの課題ではないだろうか。
この問題について、誰もが自分の考えをもち、活発に議論がされることを、まずは期待したい。